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詩「揃う」

揃う

四十八羽の雀が 姦しい
女が寄ると騒がしいものだと
よく言われたものだが
なにせ数が多すぎる
どうしたものかと思案する
大きく長い手が
雀たちの前で空に手を伸ばすと
一斉に黙ってそれを見つめた
鮮やかに しなやかに
弧を描いて振り下ろされる
口から 出てくるのは歌
複雑な音楽への尊敬が
沢山の仲間への愛情が
混ざり 絡み合い
一体となって押し寄せてきた
嬉しそうな顔が 並ぶ
満足げな顔が 止まった瞬間
雀たちは一礼し
立ち去って行った
金色に光るものとともに
++++++++
ムスメの所属する合唱部の練習風景から
書いた詩なんでアップしました。
春に初めて聞かせてもらった歌は、
「四十四羽の紅雀」というタイトルだったと
思いますが、部員数に合わせました。
その時、音楽室だったのも手伝って、
文字通り「姦しい」と思ったのでした。
だって、
つい三月まで一クラス21人だったんですよ。
先日、「育成会」といって、
部に所属する生徒の親の集まりがありました。
その時の雑談で、
「合唱部なだけに声が大きくて、
 うるさいんですよぉ・・・」という声がありまして、
思わず「うちもー」と笑ったのというのもあります。
「金色」で〆させてもらいましたが、
常に金賞を望んでいる訳でなく、
納得のいく歌が歌えたら、
金に値する満足が心に残るだろうという
希望で書かせていただきました。
もっと金色が増えるにこしたことはありませんが、
全力が出せますように
応援したいと思います。

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